どこかにマイル 山口編
曇り空の下、関門橋を渡ります。
いいお天気だったら絶景だろうなぁっていう景色が広がります。
橋の向こうは山口県
壇ノ浦を臨む赤間神宮へ行きました。
源平合戦の舞台となった壇ノ浦
その源平合戦で壇ノ浦の海の底に沈んだ第81代安徳天皇を祀っている赤間神宮です。
数えでわずか8歳の安徳天皇
壇ノ浦の戦いで、もはやこれまでと悟った祖母の二位尼(平時子・清盛の妻)に抱かれて、海の底へと沈みます。
「波の下にも都のさぶらふぞ」
…波の下にも都はございますよ…
二位尼の言葉に、伊勢神宮の方向に向かって手を合わせ、安徳天皇は海に沈んだのだとか。
海の底の都、竜宮城に似た赤間神宮の水天門
幼くして海に沈んだ安徳天皇が偲ばれます。
この赤間神宮には、もうひとつ有名なものが・・・
赤間神宮は、元々は阿弥陀寺というお寺でした。そのお寺が、あの「耳なし芳一」の舞台となったところです。
神社の裏手には、琵琶を弾く耳なし芳一の木像を祀った芳一堂という小さなお堂がありました。
平家物語を奏でるテープが流れていて「耳なし芳一」の物語を思い起こさせます。
さらに、その奥には・・・
平家一門のお墓がありました。立派な墓石ではなく、様々な形をした質素な石のお墓です。
平家物語の琵琶の音と歌声
そして、平家一門のお墓
:;(∩´﹏`∩);:ブルブル
なんだかちょっとゾワゾワした私でした。
またまたつづく〜
どこかにマイルで日帰り旅行
JALのマイルが6月末から毎月失効するようになるらしいので、ここは思い切って、どこかにマイルでどこかに行くことにしました。
フランツくんがお留守番しているので、お得意の日帰りです。
2017年にどこかにマイルで広島日帰りをしましたが、今回はどこになるんでしょう?
どこかにマイルとは、通常よりも少ない往復6000マイルで、どこかに行けるというものです。
候補地4つのうち、どこになるかは分かりません。
今回は・・・
ジャジャジャーン
北九州になりましたv(^_^v)♪
朝早すぎて、まだラウンジもやっていません。
7:55に北九州空港到着
レンタカーを借りて、平尾台に向かいます。
緑の大地に石灰岩がポコポコあって、まるで羊の群れのようです。
曇り空が少し残念ではありますが、まあ、梅雨どきだから仕方ないでしょう。
近くに鍾乳洞もあるらしく、千仏鍾乳洞というところに行ってみることにしました。
鍾乳洞へ降りて行く入口に、竹でできた杖が置いてあって「ご自由にお使いください」状態になっていたので、杖2本を持って鍾乳洞へ向かって坂道を降りて行きました。
ズンズンずんずん
恐ろしいほどの坂道を降りていきます。
ここで、親分1の一言
「やめよう」
へ?ここまで来てやめんの?
坂道の先を見てみると、どこまで続くか分からないほど下へ下へと続いています。
たしかに・・・(-_-)ウーム
このまま降りて行くと、帰りはものすごい坂を登ることになる→息切れする→めっちゃ疲れる→ヘロヘロになる
はい、やめます!
ということで、途中で引き返して戻ったのでした。
坂道登るとき、杖が役に立ったよ〜
途中からだったのに、息切れして足が筋肉痛になりました。下まで降りて行ってたらヤバかったかも。
竹の杖は、この坂道を登るためにあったのでありました。
車に戻って、次に向かうは関門海峡(^o^)
つづく〜
奇想の系譜展
「奇想の系譜展」
江戸絵画ミラクルワールド
2019年2月9日〜2019年4月7日
数年前から伊藤若冲ブームが巻き起こって、2016年の東京都美術館での「若冲展」では毎日のように長蛇の列ができていたのは記憶に新しいところ。
↓そのときの記事です
http://harupinruu.hatenablog.com/entry/2016/05/18/175552
事の起こりは、美術史家の辻惟雄(つじのぶお)さんが、それまであまり紹介されたことのなかった江戸時代の画家の絵画の数々を「奇想の系譜」という著書で紹介したことでした。それから半世紀近くたった現在、奇想の画家たちはますます人気を集めています。
岩佐又兵衛・・・浮世絵の開祖と呼ばれている絵師
伊藤若冲・・・1000年後に自分の絵は理解されると豪語
曾我蕭白(そがしょうはく)・・・奇怪な人を演じてた?
長沢蘆雪(ながさわろせつ)・・・師匠の円山応挙の目の届かないところで自由に描いてた?
歌川国芳・・・3枚1組ワイド画面の浮世絵で人気に
「奇想の系譜」で紹介された以上の6人に
白隠慧鶴(はくいんえかく)、鈴木其一(すずききいつ)を加えて、奇想の画家8名の傑作が揃いました。
若冲の鯨と像の屏風など、何度か見たものもありましたが(何度見ても楽しい屏風だけど)
新たな発見もあって、見応えのある美術展でした。
「旭日鳳凰図」
やっぱり若冲はすごい。旭日に向かって羽を広げる鳳凰。切れ長の目。細かい羽の描写。なんでトサカはこんな形なんだろう・・・
左下の波と鳳凰のトサカが連動しているような動き。
家にりっぱな床の間なんてあったら、こういう若冲の掛け軸を飾りたいわ〜
そして
今回一番注目したのが、岩佐又兵衛です。
「山中常盤物語絵巻」
牛若丸(源義経)の母親、常盤御前が山中で盗賊に殺され、義経がその仇を討つという物語。
これは第四巻、常盤御前が盗賊に着物を奪われた場面。
単眼鏡を持って行って良かった(^^)v
もう、びっくりですよ。細かくて。
絵巻に描かれたたくさんの人の着物の柄、室内の調度品、建物の装飾、すべてが細かく細かく描かれています。それはもう、細かすぎるほど。
岩佐又兵衛、すげー
次に控えしは
国宝「洛中洛外図屏風 舟木本」
「洛中洛外図屏風」は、狩野永徳作品と言われる上杉本など、いくつかあるので、岩佐又兵衛のこれは滋賀の舟木家に伝来したということで舟木本と呼ばれています。
細かすぎて、もう見えません(@_@)
又兵衛は工房を構えて仕事をしていたらしいので、又兵衛自身の筆によるものはどれなのか分からないかもしれないけれど。それにしても、又兵衛の監督のもと製作されていたものに違いはありません。
たくさんの弟子を抱えて工房を営むところは、西洋も日本も同じですね。
見終わったあと売店で、ついうっかり岩佐又兵衛の本を買いそうになってしまいました。買わなかったけど。
若冲ブームの次は、誰が来るかなー?
まだまだ発掘されていない画家もいるんだろうなぁ〜なんて思いました。
リアル謎解きゲーム
お休みの日に、親分1とリアル謎解きゲームを楽しんできました。
リアル謎解きゲームとは
与えられたヒントを元に謎を解いて次に向かう場所を特定して実際にそこへ行き、そこでヒントを見つけて、さらに謎を解いて行く・・・というゲームです。
今回参加したのは
「東京さくら財宝電 宙と大地の桜財宝を探せ!」
都電荒川線と日暮里・舎人ライナー沿線での謎解きです。参加費は無料ですが、電車賃はかかります。
これに参加して、みんなに都営線に乗って欲しいってことですね。
まずは、駅でパンフレットを手に入れて
家である程度謎を解いてから出かけました。
都電荒川線って、いつのまにか「東京さくらトラム」なんてシャレオツなお名前に変わっていたんですね。
久しぶりに乗った都電
車窓の景色も楽しめました。
途中、全く関係のない庚申塚で下車
都電ホームの中にある甘味処「いっぷく亭」にて休憩〜
こういうところに寄り道するのも楽しい(*^^*)
おはぎとコーヒーのセット
撮影する前に、おはぎを食べてしまいました(^^;)
焼きそばとコーヒーのセット
美味しかったです。ご馳走さまでした(^^)
結局、これがこの日のランチになりました(笑)
移動距離が長くて、けっこう時間がかかりました。
でも、途中で新しいお店を発見したりして
楽しい時間を過ごせました。
熊野前で見つけたパティスリー
ウールーグー(woo-roo-goo)
ショーケースには美しいケーキが並んでいて、どれにしようか迷っちゃう。
で、結局コレにしました。
名前は忘れちゃった(笑)
桜のなんちゃらムース
アップで
美味しかったです(^O^☆♪
こうして、お休みの日の一日は終わったのでした。
ヒヤシンス
ヒヤシンス 漢字で書くと「風信子」
ただ今綺麗に咲いていて、いい香りです。
以前、友だちに教えてもらってからヒヤシンスの水栽培をやっています。
水に少しだけつけた状態でしばらく冷蔵庫に入れておいて(厳しい冬を体感させる)、それから家の中の少し涼しいところに置いておきました。
ヒヤシンスの名前は、ギリシャ神話のヒュアキントスからきているそうです。
太陽神アポロンに愛された美少年ヒュアキントス。
ある日、二人が仲良く円盤投げをして遊んでいたとき、アポロンが投げた円盤が誤ってヒュアキントスの頭に当たってしまい、ヒュアキントスは亡くなってしまいました。
ヒュアキントスの頭から大量に流れ出た赤い血が大地に染みていくと、そこから美しい花が咲きました。アポロンはその美しい花を「ヒヤシンス」と名付けました。
ヒュアキントスの頭に円盤が当たったのは、西風の神ゼフュロスもヒュアキントスを愛していて、楽しそうに遊ぶ二人の姿に嫉妬したゼフュロスが西風を起こして、円盤を舞い上がらせたせいだという説もあります。
「ヒュアキントスの死」
ジャン・ブロック 1801年
ぐったりしたヒュアキントスを腕に抱くアポロン。
裸で円盤投げなんかやったら、危ないと思うけど(笑)
ヒヤシンスの花言葉
ゲーム、スポーツ、遊び、悲しみを超えた愛
ヒュアキントスが亡くなったあとも、ヒヤシンスを見ながら悲しみを超えた愛を胸に抱いていたアポロンってことでしょうか。
漢字で書くと「風信子」
「風」という字が使われているのは偶然だと思うけど、ゼフュロスのことも感じさせますね。
黒田記念館&松林図屏風
東京国立博物館の隣に黒田記念館があります。
明治から大正にかけて、日本近代洋画の基礎を築いた黒田清輝の記念館です。
重厚な建物を入って、赤い絨毯が敷かれた階段を上がると展示室があります。
特別室には黒田清輝の代表作がゆったりと展示されていて、年に4回公開されています。
2019年の1回目の展示期間 1月2日から1月14日まで。
初めて黒田記念館へ行ってみました。
2016年に東京国立博物館で開催された「黒田清輝展」で見た作品が展示されてます。
そのときの記事です↓
http://harupinruu.hatenablog.com/entry/2016/06/26/114814
「読書」フランスのサロン入選作品
「舞妓」
右から「智」「感」「情」
テレビ東京の「美の巨人たち」でもこの絵を取り上げてましたね。
当時の日本美術界では女性のヌードを描くなんて大問題だったそうです。フランスで絵画を学んだ黒田は、これからの日本画壇にはどうしても女性のヌードは必要なものなのだという信念を持ってこの絵を描いたのだとか。
日本の近代洋画の幕開けだったんですね。
「湖畔」
モデルは奥様の照子夫人。
前に見たときにも思ったけど、油彩画なのに水彩画のような透明感があります。
日本画のような西洋画。見ていると静かな気持ちになります。
人も少なくて、ゆっくりと見ることができました。
ちなみに、撮影してもOKなんですって。
そして、お隣の東京国立博物館へ移動〜
きれいな飛行機雲が東博の上に(*⁰▿⁰*)虹みたい〜
パノラマで撮影してみました〜
入口を入ると、階段の上にお正月らしいお花が生けてありました。
小さい梅の花が咲いていて、初春の気分が高まります。
今日のもう一つのお目当はこちら
長谷川等伯の国宝「松林図屏風」
毎年、新年のこの時期に公開されてるみたいです。
長谷川等伯は、安土桃山時代に活躍した絵師で、狩野永徳のライバル。
この「松林図屏風」は、長谷川等伯の代表作。黒い墨だけでただ描いたように見えますが、濃い墨と薄い墨で奥行きを描き出し、静かな松の林を表現しています。松の木もたくさん描くのではなく、白い空白を多く取ることによって、見る側の想像が膨らむように感じました。
この日はちょうど「たてもの散歩ツアー」が開催される日でした。11時に玄関ホールに集合して、ボランティアによるガイドで、本館、表慶館、東洋館を案内していただきました。
たぶんお仕事をリタイアされたと思われるボランティアガイドの方による、約40分のガイド。内容もとても楽しくて、東洋館のテラスまで案内していただきました。
私も暇になったら、こういう活動をしてみたいなぁ〜
と、思いながら
本日のメインの目的、病院へと向かったのでした・・・
(病院行く前にけっこう疲れたよ)(^_^;)
2018年美術展を振り返る PART3
PART3です(^^)/
没後50年「藤田嗣治展」
2018年7月31日~10月8日
藤田嗣治が亡くなって50年。日本人として生まれ、フランス人として死んでいった。
乳白色の裸婦でエコール・ド・パリで一躍人気の画家になり
戦争画を描いて戦意高揚を煽ったとして戦犯の疑いをかけられ
アメリカを経由してパリへ戻り
尊敬するルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチからレオナールと名付けたとのことです。
「聖母子」や「礼拝」という晩年のキリスト教作品を見ながら、フランスでの生活は心穏やかであったのかなぁ・・・と、フジタの波乱に満ちた人生を思いました。
特別展 京都大報恩寺
「快慶・定慶のみほとけ」
2018年10月2日~12月9日
京都の大報恩寺は、通称「千本釈迦堂」と呼ばれ、1220年に作られました。
数年前に京都に行ったとき、訪れたことがあります。意外に穴場のようで、あまり人もいなく、ゆっくりと拝観できたことを覚えています。
その大報恩寺から、重要文化財の六観音と釈迦如来坐像、釈迦の弟子の十大弟子立像が揃って公開。
十大弟子の中では一番のイケメンだという、多聞第一(お釈迦様の話を一番たくさん聞いたということ)の阿難陀(アナンダ)さん。
たしかに整ったお顔で、一番美しかったです(#^.^#)
六観音の中では、如意輪観音菩薩坐像が、立膝で座った像でとっても美しいお姿でした。
このお部屋で撮影がOKだったのが、聖観音菩薩像
展覧会前半は光背を付けたままの展示
そして、後半は光背を外して展示
普段はなかなか見ることのできないお姿でした。
美しいですね
「マルセル・デュシャンと日本美術」
2018年10月2日~12月9日
「快慶・定慶のみほとけ」の隣の展示室で開催されていたのがデュシャン展。
木製スツールに自転車の車輪をくっつけた「自転車の車輪」
男性用小便器にサインを書いた「泉」
などの作品を美術展に展示して、20世紀の美術界に革命を起こしました。
これらの作品は「レディメイド」と呼ばれるもので、いわゆる既製品を芸術作品にしたものです。
私の苦手とする現代美術。どんなものなのかと思って覗いてみました。
デュシャンも初期のうちは、普通の油彩画を描いていたんですね。
芸術とは思えないものを芸術にする。考えると分からなくなってきます。分からないということが分かったかも。分からないのが正解なのかも。もっと勉強します。
2018年10月16日~2019年1月20日
ドラマティックな画面構成で、バロックを代表する画家ルーベンス。大規模な工房を構えて17世紀のヨーロッパで活躍しました。
これがネロの見たかったルーベンスの「キリスト降架」アントウェルペン大聖堂の祭壇画です。
《参考》今回の展覧会には出展されていません
劇場型の激しい構図。
薄暗い大聖堂の中で下からこの絵を見上げたら、キリスト教徒ではなくても厳かな気持ちになるでしょう。これがバロックの世界。
「フェルメール展」
2018年10月5日~2019年2月3日
フェルメール作品とされているのは世界に35点しかなく、そのうち9点がこの展覧会で展示されるというので、「9/35」と看板に書かれています。
奇跡のような展覧会。
今回見ることが出来たフェルメール作品はこちらの8点
左上の「赤い帽子の娘」が2018年12月20日までの公開。2019年1月9日からは「取り持ち女」が公開されます。
右上の「手紙を書く婦人と召使い」
中央の大きな画像「手紙を書く女」
右下の「真珠の首飾りの女」
この3点は、2012年にも来日して、見たことがあります。
そのときの記事↓
http://harupinruu.hatenablog.com/entry/20120917
2012年のBunkamuraザ・ミュージアム、国立西洋美術館でのこの展覧会は、今回のような大混雑ではなくて、もっとゆっくりフェルメールの絵を見ることができました。
美術愛好家が増えてきてるんでしょうか〜?
「ムンク展」ー共鳴する魂の叫び
2018年10月27日~2019年1月20日
2018年ラストを飾るのは、ムンクさん。
某クレジットカードの懸賞に当選して、夜間の閉館時間の貸切鑑賞会にてゆっくり見ることができました。
仕事帰りに親分1を強制連行(笑)
ムンクは「叫び」が有名ですが、「叫び」にもいくつかのバージョンがあるんですね。今回はムンク美術館所蔵のテンペラ・油彩画の「叫び」が初来日だそうです。
「叫び」ももちろんすごかったけど、今回一番気になったのが「接吻」のシリーズ。
左から
「接吻」1895年
「接吻Ⅱ」1897年
「接吻Ⅳ」1902年
抱き合う二人の姿が一つになり、その境い目さえ分からなくなっていきます。このシリーズを見たときに頭に浮かんだのが、クリムトの「接吻」。
ムンクの「接吻」とクリムトの「接吻」が似ていると思いました。
《参考》クリムト「接吻」1907年〜1908年
二人の姿が溶け合って、一つの形になる。これは、男女の愛と性、そしてその先にある死をも暗示しているのではないでしょうか。
クリムトがムンクの「接吻」を見たかどうかは分かりませんが、男女の性愛を描くと、このような同じ表現に行き着くのかもしれません。
この「接吻」や「マドンナ」のシリーズ、ムンクは常に生と死を意識していたのだと思います。
撮影コーナーで写真を撮ってもらいました〜
お土産は、カラムーチョとスッパムーチョ
ヒーヒーおばあちゃんが「叫び」になっています。
親分1は、これを額縁に入れて部屋に飾るらしいです(笑)
もっと短くまとめるつもりだったのに
思いのほか長くなってしまいました(^_^;)
いろいろな美術展を楽しめた2018年でした。
2019年も張り切っていくぞ〜٩(ˊᗜˋ*)وィェーィ♬*゜