入院してましたよ

突然ですが、わたくし入院してました。

原因は心臓ではありません。

病名は、扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)

扁桃炎のもっと厄介なやつで、膿を持った患部が腫れ上がり、最悪の場合気道を塞いで呼吸困難に陥り死に至ることもあるとか‥こわっ!!

 

 

 

1月21日(日)

夜ごはんを食べるまでは普通に元気でした。その後、左の喉にチクチクと針を刺したような痛みが出て、時間の経過とともにどんどん酷くなりました。

その痛さは口内炎に似ていて、きっと口内炎が喉にできちゃったんだ‥って思ってました。

寝る頃には痛みが増して、唾を飲み込むのも辛いほどでした。

 

1月22日(月)

朝起きて熱を測ったら、38.3℃でした。

お友だちIさんと、池袋の東京建物 Brillia HALLへミュージカルを観に行く約束をしていたのですが、さすがにヤバいと思って、申し訳ないけどドタキャンさせていただき、近所の耳鼻科の診察を受けました。

もうこの頃には痛くてごはんは食べられない、水も飲めないという状況でした。

先生の話では、左の喉が腫れている。膿が溜まるとそのまま喉の奥深くに落ちていき、重症になる場合がある。

紹介状を書くから、大学病院でCT検査してもらって。酷い場合は入院になるから。

心配だから今日中に行って。

何、大袈裟なことを言ってって思ってるかもしれないけど、本当だからね。

とのことで、紹介先の病院をいくつか当たってもらいました。もちろん心臓でかかっているT大学病院にも。ところが無情にも断られたそうで‥

ひどくないですか?!(T_T)

やっと診てくれるという病院が見つかって、紹介状をもってN大学病院へ着いたのが午後2時ごろ。

そこで造影CT検査、血液検査を受けて、診察をしてもらいました。

CTの結果だと、奥まで膿があるかどうか微妙なところで判定できない。一番怖いのは、腫れが酷くなって気道が塞がり呼吸困難になること。次に怖いのが、膿がどんどん奥に進んでしまい、全身に毒素が回ってしまうこと。

とりあえず、今は局所麻酔をして、喉の腫れてる部分を切開して膿を出せるだけ出してみる。とのことで、喉に局所麻酔を打ち、ぐりぐりされて膿を出そうと先生が頑張ってくれました。。私も頑張りました。

めちゃめちゃ痛かった( ´╥ω╥`)

局所麻酔っていっても気休め程度で、ほとんど効いてないんじゃないかと思ったわよ。

その後、点滴を4時間やって帰宅しました。

その日の感じだと、入院はしなくていいけど、しばらく抗生剤の点滴に毎日通わなくてはいけないということでした。

この日の夜から、家に帰ると真っ赤な血尿が出ました。めちゃくちゃ具合悪い

 

1月23日(火)

抗生剤点滴のために再度病院へ。

点滴を受けつつ、診察。

先生が喉を見ると、どうやら前日に喉をぐりぐりやったせいもあって、昨日よりも悪化しているとのこと

血尿が出てるのも先生に伝えると

うーん‥‥それはなぜかなぁ

血液検査の結果は腎臓の値に問題はなかったけど。


そして、もう一度局所麻酔をして、喉をぐりぐりされました。昨日よりも麻酔の量を増やしてくれたのか、昨日よりもまだマシでした。

ここで先生が

昨日の点滴で良くなってきてないし、心臓のこともあるので心配です。今日から入院できますか?


がーーーーーん


というわけで、そのまま入院になりました。

 

その日から点滴の毎日。朝は6時から。夕方少し休み時間があって、また19時から1時間ほど。

さらに、入院中にもう一度局所麻酔にて喉をぐりぐりされて。喉ぐりぐりの刑は、合計3回となりました。

もう、いっそのこと全身麻酔でやってくれ〜!

 

毎日の抗生剤とステロイドの点滴と、3回に渡る喉ぐりぐりが効いてきたのか、数日後には回復の兆しが見え始めました。

 

当初、5日間ぐらいの入院で済むのではないかと思っていたのに、結局12日間もお世話になり、2月3日(土)に退院しました。

意外に重症だったのかしら(。-_-。)

 

いやー

どこに入院のタネが転がっているか分かりませんね〜

自分でもビックリしました。こんなことがあるなんて。

 

でも、退院後の外来で診てもらった結果、綺麗に治っているとのことで、今回の扁桃周囲膿瘍は、とりあえず完治ということになりました。

 

めでたしめでたし。

ですわ( ̄▽ ̄)