曇り空の下、関門橋を渡ります。
いいお天気だったら絶景だろうなぁっていう景色が広がります。
橋の向こうは山口県
壇ノ浦を臨む赤間神宮へ行きました。
源平合戦の舞台となった壇ノ浦
その源平合戦で壇ノ浦の海の底に沈んだ第81代安徳天皇を祀っている赤間神宮です。
数えでわずか8歳の安徳天皇
壇ノ浦の戦いで、もはやこれまでと悟った祖母の二位尼(平時子・清盛の妻)に抱かれて、海の底へと沈みます。
「波の下にも都のさぶらふぞ」
…波の下にも都はございますよ…
二位尼の言葉に、伊勢神宮の方向に向かって手を合わせ、安徳天皇は海に沈んだのだとか。
海の底の都、竜宮城に似た赤間神宮の水天門
幼くして海に沈んだ安徳天皇が偲ばれます。
この赤間神宮には、もうひとつ有名なものが・・・
赤間神宮は、元々は阿弥陀寺というお寺でした。そのお寺が、あの「耳なし芳一」の舞台となったところです。
神社の裏手には、琵琶を弾く耳なし芳一の木像を祀った芳一堂という小さなお堂がありました。
平家物語を奏でるテープが流れていて「耳なし芳一」の物語を思い起こさせます。
さらに、その奥には・・・
平家一門のお墓がありました。立派な墓石ではなく、様々な形をした質素な石のお墓です。
平家物語の琵琶の音と歌声
そして、平家一門のお墓
:;(∩´﹏`∩);:ブルブル
なんだかちょっとゾワゾワした私でした。
またまたつづく〜