縄文の女神

縄文の女神は、山形県舟形町西ノ前遺跡から発見された日本最大の土偶です。

 
国宝に指定されている土偶は全部で5点。
2014年に東京国立博物館で開催された「日本国宝展」では、その5体がすべて揃う期間がありましたが、残念ながら全部は見に行くことはできませんでした。
 
そのときの記事です

http://harupinruu.hatenablog.com/entry/2014/11/16/223527

 

縄文の女神は撮影不可でした。

 

正面から見るとこんなかんじ

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おしゃれなパンタロンをはいてるみたい。

 

横から見るとこんなかんじ

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 上半身がめっちゃ細い〜

そしてお尻が突き出てます。

斬新なデザイン。

 

今回は「縄文の女神」と一緒に「土偶残欠」と呼ばれる土偶の破片も一緒に来ていました。

「縄文の女神」のミニチュアサイズと思える破片がいくつもありました。この形の土偶ってほかには見たことないけど、山形県のこの地方ではこの形の土偶が主流だったんでしょうか?ほかの地域からは見つかってないのかな?不思議です。


私、数年前に山形へ行ったときに「縄文の女神」さんと記念撮影してました(笑)

実物よりはかなり大きいですけど。

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東京国立博物館に遊ぶ

上野にある東京国立博物館
楽しいですね。


考古展示室にて

フラッシュたかなければ撮影もOKです

土偶
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埴輪
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土偶は、縄文時代に作られたもので祈りのために使われたのではないか?と言われているそうです。
儀式に使ったあとは、再生を願ってわざと壊して埋められたとか。
だから綺麗な状態で出土するのは珍しいそうです。
土偶は目がつり上がっていたり、細い目のものなどが多いです。細い目のものは、イヌイットの遮光器(雪の中で行動するときに目を守るメガネみたいなもの)に似ていることから、遮光器土偶と呼ばれています。
土偶宇宙人説もありますね。
私も、あれは宇宙人だと思う!


埴輪は、古墳時代に作られました。
古墳の周りに並べられたそうです。
権力のある人を弔うときに、亡き魂のお供としたのかもしれません。

はるか昔の人たちが作った土偶や埴輪。
どんな生活をしていたんだろ?
思いを馳せるのもまた楽し。


土偶ちゃんや埴輪ちゃんを撮影していたら
突然足がつりました〜( ̄O ̄;)
足の指が変な方向に曲がっちゃうヤツです。
埴輪の祟り?まさか〜〜(^_^;)


今回は
山形県からパンタロン土偶こと「縄文の女神」も来ています。
「縄文の女神」さんは、本館の方にいるらしいので、本館に移動します・・・つづく

洗濯機の修理

2年前ぐらいに、ドラム型洗濯機を買いました。

ここ最近、洗濯中の音がすごくて

洗濯機の中に小太鼓が入ってんのか?

って思うぐらい

カタカタカタカタ〜〜!!


洗濯機自体も揺れが激しくて

もうすぐ離陸して飛んで行くんではないか?(笑)

って思うほどでした。

夜中に洗濯機を回すことが多いので

小太鼓音がうるさいって近所から苦情がくると困るし

さすがにこの音は異常だろうって思って

パナソニックから修理に来てもらいました。

そしたら

不具合があったらしく、中の部品が粉々に砕けていました。

こういう例はほかにもあるらしくて

その日のうちに治していただき、メーカー保証ということで、修理代はゼロでした。

修理後

洗濯中、静かになりました〜( ̄▽ ̄)

こんなことなら、もっと早く修理をお願いすれば良かった。

洗濯機の中に小太鼓がありそうなお宅は、早めに連絡した方がいいですよ〜


カラヴァッジョ展

「カラヴァッジョ展」

3月1日~6月12日 国立西洋美術館

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カラヴァッジョ(1571年~1610年)はイタリアで活躍した画家です。

数々の名作を描きながらも、私生活はめちゃめちゃ。

ついに殺人を犯し、放浪の生活の末38歳で没しています。

 

 

ナルキッソス

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2016年2月17日の記事にも出てきた「ナルキッソス」のお話です。

http://harupinruu.hatenablog.com/entry/2016/02/17/105012

ウォーターハウスの絵とは違って、黒く沈んだ背景の中にナルキッソスが浮かび上がっています。

画面の右上の方から、強烈な光が当たっています。

この劇的な光と影がカラヴァッジョなんですね~

 

 

 

「果物籠を持つ少年」

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カラヴァッジョは同性愛者だったという説もあります。

ウソかホントか分かりませんが、カラヴァッジョの描く少年はなにやら色っぽい少年が多いです。

半開きにした口元、ぼんやりしたまなざし・・・

なんだか怪しいです。

私には、この少年は病んでいるように見えて仕方ありません。

病んでいるような少年の顔と反対に、瑞々しい果物が対照的です。

 

 

「メドゥーサ」

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2016年2月19日の記事

レンブラントの「ベローナ」もメドゥーサの盾を持っていました。

http://harupinruu.hatenablog.com/entry/2016/02/19/083904

髪が蛇でできていて、その姿を見ると一瞬で石に変えられてしまうという恐ろしい魔物メドゥーサ。

本物の盾に描かれています。

凄い迫力です。夢に出てきそう・・・

この作品が来ているとは知らなかった〜

わ〜い(^^)

と、思ったら。

カラヴァッジョのこの「メドゥーサ」は2枚あって、これは個人蔵のものだそうです。もう1枚ウフィツィ美術館のものがきたのかと思ったけど、個人蔵の方がウフィツィ美術館のよりも先に描かれたものだとか。

もちろんどちらも真筆だそうです。

 

 

「法悦のマグダラのマリア

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長い間行方不明とされていたこの作品は、2014年に発見されたそうです。

科学的調査の末、カラヴァッジョの真筆とされたそうで、今回世界で初めての公開ですって。

マグダラのマリアは元娼婦で、イエスと出会って悔悛しイエスに従った女性です。

ただし元娼婦というのは誤っているという説もあるそうです。

ダヴィンチ・コード」では、イエスの妻ともされています。

このマリアもお腹が大きいような・・・。イエスの子を身ごもっている?

「法悦」というと、もっとうっとりとした表情のものが多いと思いますが。

このマリアは白目をむいていて、私にはどうしても「死んだ人」にしか見えませんでした。

でも、一度見たら忘れられない絵ですね。

 

カラヴァッジョの作品は11点。

そのほか、カラヴァジェスキの画家の絵で構成されていました。

カラヴァジェスキとは、カラヴァッジョの画風に影響された画家たちです。

カラヴァッジョの影響力は、すごかったんですね~

 

手術から一年

昨年の3月2日に手術をしたので、ちょうど一年経ちました。

この一年、早かったなぁ〜
昨年の今ごろはICUで大変な思いをしていました。


手術したと言っても姑息手術で、根治術ではありません。心室中隔の穴は開いたままだし、4歳のときに受けた手術で左肺動脈が狭くなったままです。

検査入院から退院したあと、病院から電話がきました。循環器内科と心臓血管外科の合同カンファレンスで、再手術をした方がいいのではないかということになった、ということでした。
!(◎_◎;)マジっすか!?

左肺動脈を普通の太さにして、心室中隔の穴をできるだけ塞いだ方がいいそうです。
そりゃまあ、そうした方がいいのかもしれませんが。
再手術なんて・・・
どうすっかな(−_−;)

まあ、そんな電話がきて免疫力が下がったからかどうか分かりませんが、今年2回目の風邪をひいてしまいました。
・°°・(>_<)・°°・。

会社も何日か休んでしまいました。
休暇がどんどん減ります(>_<)



話は変わりますが
風邪を引く直前、銀座にお出かけしてきました。
親分1と私のiPhoneの電池の減りが早いので、バッテリー交換をしてもらいたく、アップルストアに行くことが目的です。
アップルストアはすごく混んでいて、なんだかアメリカ的な店内&システム&店員さんに驚きつつ、しばらく待ちました。
順番が来て、二人のiPhoneのバッテリー診断をしてもらいました。結果は、まだバッテリーは変えなくていいということでした。
親分1のiPhoneは80数パーセント、私のは90パーセント以上あるそうで、今変えるのはもったいないみたいです。
担当の方の助言として
無駄なメールが来ないように必要ないメルマガとかはこまめに配信停止をする
使わないアプリを削除する
などを教えていただきました。
アプリの断捨離だ〜〜

そしてアップルストアの近くの
銀座らん月
でランチをいただきました。
らん月は、しゃぶしゃぶ、すき焼き、カニなどの和食のお店。夜行くと高そうなお店ですが、ランチはお手頃です。

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ランチのセット

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デザートに苺のプリンもついてました


落ち着いた店内でゆっくり美味しい食事ができました。


この翌日から風邪に苦しめられるとは・・・
ま、兆候はあったんだけどね。

検査項目すべて終了〜

2月15日(月)に入院して、いろいろな検査メニューをこなしてきましたが、明日退院できることになりました。

全体的な検査結果としては、症状も落ち着いているので、このまま経過観察ということになりそうです。

検査開始当初は、検査結果によってはイヤだろうけど再手術するっていうことも考えられる・・・なんて、先生から言われましたが。
再手術なんて、ハイ、イヤです|( ̄3 ̄)|


病院食がね〜
久しぶりに食べたからか、意外にイケたのよね。
でも、なんだかメニューに疑問を感じることも・・・
ちなみに、今日のお昼はチャーハンでした。
夜ごはんは、てんぷら。
病院でてんぷらなんて出るんだ〜
てんぷらの種類は、キス、イカ、ピーマン、サツマイモ。
しかも、コロモたっぷりの油ギッシュなヤツです。
油、多すぎやしませんか?
コロモだけ残しちゃいましたよ。


今日は検査もなかったので、病院内ふらふらしたり、姉からの差し入れスイーツを食べたり、のんびりしてました。

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検査のための入院だったので、手術での入院よりも1000倍気がラクでした( ̄▽ ̄)



入院中につき美術館巡りの記事を書く 4

フェルメールレンブラント展」
17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち
1月14〜3月31日 森アーツセンターギャラリー

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上野でお昼を食べてから六本木へ。
エレベーターで52階に着くと、目の前に広いカフェがっ!!
あれ?ここって、ミュージアムショップがあったところじゃなかったっけ?
52階には、元々ちょっとお値段高めのオシャレなレストランがあったけど、どうやら元々あったレストランとミュージアムショップが広〜いカフェ&レストランに生まれ変わったようです。
「ミュージアム カフェ&レストラン ザ・サン&ザ・ムーン」は、昨年6月にオープンしたらしいです。
なんだ〜早く言ってよ〜( ̄◇ ̄;)
こんなに素敵なお店があるんだったら、上野でカレー食べないで、こっちで食べれば良かったよ〜

・・・失礼しました。前置きが長くなりました。
また次回行ったときには、あのお店でランチしたいと思います。



17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち
ですが、チラシなどをよくよく見てみると

17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち  

となっています。
どういうことかと言いますと、言い換えれば「フェルメールレンブラント展」ではないということなんです。

フェルメールの作品は1点のみ、レンブラントの作品も1点のみしか展示されていません。
フェルメールは現存する作品が元々少ないので、1点のみというのも納得できますが、レンブラントも1点のみというのは、ちょっと寂しすぎるんじゃないでしょうか。
美術館側の思惑が感じられるタイトルのつけ方ですね。


それでも、オランダ絵画展と思えば十分楽しめる美術展でした。


ピーテル・デ・ホーホ
「女性と召使いのいる中庭」
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デ・ホーホはフェルメールと同じ頃にオランダで活躍した画家です。フェルメールにも影響を与えたと言われています。
フェルメールにも似てるけど、全体的にフェルメールより固いかんじの絵です。
召使いに何やら指示を出している女主人。
うねってデコボコになっているレンガ道。
右側にあるのは井戸?
当時のオランダの日常生活が分かります。



「水差しを持つ女」
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静かな絵です。
静謐な時間が流れています。
フェルメール特有の窓から部屋の中に射す光。
ラピスラズリを原料に使ったウルトラマリンのフェルメールブルー。
女性の白い頭巾が光に透けている様子がとても綺麗です。
メトロポリタン美術館の名品と言われるのも納得できます。



レンブラント・ファン・レイン
「ベローナ」
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戦争の女神ベローナ。メドゥーサの盾を持っています。鎧や盾、兜の質感、宝石の煌めきは、さすがレンブラントというかんじです。
が、私にはあまり魅力的に思えない作品です。
なにか違和感というか・・・
どこが魅力的でないのか?
上半身の細さに対して、胸から下がやけに太い。
特に腰回り、太すぎませんか?
それともわざと大きい鎧をつけていて、これはこれで普通なの?
あと、顔です。
女神らしくないっていうのか、はっきり言って美しくない!
あえて庶民的な顔にした・・・とか、解説に書いてあったような気がしますが(すみません(^_^;)良く覚えていません)
やっぱり女神は美しい方が好きです。



カレル・ファブリティウス
「帽子と銅よろいをつけた男」
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ファブリティウスは、レンブラントの最も才能のある弟子と言われていたそうです。
残念なことに、若くして亡くなりました。
デルフトにあった火薬庫が爆発して、ファブリティウスはそれに巻き込まれたのです。この爆発で作品の大半も失われ、現存するファブリティウスの作品は10点あまりだそうです。
生きていればもっとたくさんの素晴らしい作品を残せたであろうファブリティウスの早すぎる死は、残念でなりません。

このブログの2012年9月の記事に「4つのフェルメール展」があります。


そこで紹介したファブリティウスの「ごしきひわ」
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ファブリティウスのほかの作品も調べてみよう、そう思いながら会場をあとにしました。


エレベーターで下まで着くと、ミュージアムショップがあります。
ショップの奥に村上隆さんの作品が〜
村上隆さんの作品は、よく分かりません。
はっきり言って苦手な分野、現代アート
でもこれは可愛かったので撮影させてもらいました。
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この丸い顔のぬいぐるみが売られていて、ついうっかり買いそうになってしまいました。
ちゃんと思いとどまりましたけど(^_^;)
元気のない時に見ると、元気になれそうなニコニコフラワーちゃんでした。


本当はもう1か所、山種美術館「ゆかいな若冲・めでたい大観」に行きたかったんだけど、ここで力尽き、スタバで休憩して家に帰りました。

入院中につき美術館巡りの記事を書く は、これで終了で〜す*(^o^)/*