2017年1月21日~4月2日
今回の目玉は「フローラ」と「ダナエ」
はい
「フローラ」です。
ギリシャ神話の花の女神です。
美しいですね。
ふっくらとしたバラ色の頬。
肩にかかる輝く髪。
見えそうで見えない左の胸。
ほんのり、エロですね。
そして
はい、「ダナエ」です。
これもギリシャ神話。
自分の孫に殺されるという予言を聞いたアルゴスの王。
娘のダナエを塔に閉じ込めました。
ギリシャ神話の最高神ゼウスがダナエを見つけ、自分のものにするために黄金の雨になってダナエに降り注ぎます。
「ダナエ」は、ほかにもいろいろな画家が描いている人気のテーマです。
ティツィアーノの「ダナエ」は、ゼウスが金貨になって降り注いでいます。
ダナエのうっとりとした表情がなんとも言えないですね。エロエロです。
ほかに、気になったのが
セバスティアーノ・デル・ピオンボの「男の肖像」
そんなに大きな絵ではないし、地味な作品なんだけど
帽子の下からのぞくこの男の目がとっても印象的。
とってもリアルです。
ルネサンスの時代。
デッサンのフィレンツェ
色彩のヴェネツィア
と言われたそうです。
色彩のヴェネツィアを堪能できました。
海からの光がヴェネツィアの絵画に色彩をもたらしたのかもしれませんね。