古代アンデス文明展

ちょー久しぶりに国立科学博物館へ行ってきました。もしかしたら小学生以来かも?!

 

古代アンデス文明

2017年10月21日〜2018年2月18日

国立科学博物館

 

入り口では、リャマちゃんがお出迎え。この展覧会では館内撮影OKでした。

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 リャマちゃんかわいい〜なんて思っていたら、古代アンデス文明展、どんどん怖くなっていきました〜

カラル文化、チャビン文化など、あまり聞きなれない南米大陸の文化の展示が続きます。

そしていきなりのものすごく怖い土器がっ!

 

「自身の首を切る人物の象形鐙(あぶみ)型土器」

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耳飾りや全身の刺青から、宗教的指導者と見られるそうです。目をつぶった自分の首を持って座っています。頭の向きが反対だけど、それにしてもなんでこんなポーズなんでしょう?

切れた首から血管のようなものが見えます。妙にリアル。でも意外なほど表情は安らかです。紀元前1200年〜紀元前800年のものです。

 

「アシカをかたどった鐙形単注口土器」

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ちょっとかわいいモノもあります。

 

いろんな土器があってかわいいな〜

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なんて思っていたら、一番手前にあるこれ

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「裸の男性の背中にネコ科動物がおぶさった鐙型注口土器」

この男性はこれから生贄になるところ。神の従者と言われるネコ科動物がその男性を抑え込んでいるのだそうです。

生贄を表しているものとか、死者の首を描いたものとか。現代の文明社会とは全く違う思想に基づいた展示品が続きます。

 

 「8つの顔で装飾された砂時計型土器」

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これはそんなに怖いものじゃなくて、なんだかキュートな土器。でも、もしかして怖いものだったのかな?

 

「金の胸飾り」

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これはシカン文明のもの。

このあとインカ文明へと続く黄金文化です。

16世紀にスペインによって滅ぼされてしまったインカ文明。その黄金はほとんどスペインに運ばれて、溶かされてしまったそうです。

だから現在残っているインカ帝国の黄金は、ごく小さいものが少し残っているだけだとか。

 

ラストの方では、ミイラや頭蓋骨の展示があって、ちょっとゾワゾワしました。

 

最後には、ウユニ塩湖をバーチャル体験できるコーナー(500円)があったのでやってみました。

VR初体験〜( ̄+ー ̄)

ウユニ塩湖なんて、きっと行く機会なんてないだろうな〜というわけで、バーチャルで行ってきちゃいました〜面白かったなぁ

 

アンデス文明ってあまり良く知らないので、いろいろなことを初めて知ることができて、へ〜〜っていうかんじでした。

 

今度は常設展の方にも行ってみたいと思います。