ルーディーが遠いところへ行ってしまってから2週間が過ぎました。
やっと、あなたにお手紙を書けるようになりました。
病院でひとりぼっちで逝かせてしまってごめんね。
最後に苦しむところをきっと見せたくなかったんだね。
誇り高き英国紳士ワイヤーヘアードフォックステリアのルーディーらしいです。
でも、早くおうちに帰りたかったでしょ?
ルーディーは小さいときから私たち人間に媚びず、ホテルにお泊りしたときに迎えに行っても、ちっとも喜ばなかったね。「普通、飼い主の方が迎えに来ると大喜びするんですけどね」と、お店の人も言ってました。
ルーディーは体が弱くて、背中を切ったり、おなかを切ったり、痛い思いを何度もしましたね。
でも、そのたびに病気をはねのけ、元気に戻ってきてくれたのに。
歩けなくなってから何年も経つけど、そんなことも気にしないで元気いっぱいな姿に、教えられることもたくさんありました。
抱っこして、もっとたくさんお外に連れて行ってあげればよかった。
療養食ばかりじゃなくて、もっとおいしいものをたくさん食べさせてあげればよかった。
後悔ばかりです。
ごめんね。ごめんね。
ルーディー
ルーちゃん
ルー助
また会える日を楽しみにしてるから、虹の橋のたもとで、走り回って待っていてね。
私は、親分1と、フランツと、毎日がんばっています。