ベルサイユのばら展

誕生50周年記念

ベルサイユのばら展 -ベルばらは永遠に-

2022年9月17日〜11月20日

東京シティビュー

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ベルサイユのばら

言わずと知れた少女漫画界の名作。週刊マーガレットに掲載されたのが1972年4月から1973年12月まで。私がベルばらにどハマりしたのは、たぶん小学5年生の頃。なので、マーガレット連載中は私はベルばらを知らなかったのであります。その後、何がきっかけだったのかは覚えてないけど、おこずかいでベルばら単行本全巻を買い揃え、穴の空くほど読んでいました。

宝塚でのベルばら初演が1974年。何度か再演を重ね、昭和のベルばらブームが訪れていました。その頃、週刊マーガレットでもときどき宝塚特集を組んでいて、その記事を読んでいた記憶があります。

ちょうどその頃(1976年)、星組ベルサイユのばらIIIを上演するということを知り、新聞の広告欄でチケットの売り出し日を見つけ、どうしても観たいので、この前売りの日に日比谷に連れて行けと、しつこくしつこく母親に言い続けて、やっと前売当日に日比谷に行くことに成功。初めて行った東京宝塚劇場の前は人、人、人・・・。ものすごい人の数に圧倒され、どうしたらいいのかも分からない私と母親は、なんとか行列の最後尾を見つけ、列に並びました。すると、知らない人が話しかけてきました。(←誰?)

 

 この列は整理券をもらう列。今日整理券をもらった人はチケット買えるのは明日。だけど、明日にはもう売り切れてるはず。このまま並んでいてもチケットは買えませんよ。

 

えー、なんですってぇ〜W(`0`)W

どうやら、前の日から整理券が配られていたらしい。ひどくない?!

 

「これはダメだから、あきらめなさい」と、母親に説得され、慰められて、泣く泣く日比谷を後にしたのでした。

く〜、くやしい(;>皿<)クッ…

 

というわけで、昭和のベルばらは、NHKの舞台中継でしか見ていません。生の舞台、観たかったなぁ。

NHKでの宝塚舞台中継、テレビの前にカセットデッキを近づけ、録音中は家族に「絶対に会話をしてはならない。そのほか、あらゆる音を出してはならない」と命令を下し、必死になって録音したものです。そしてテープが擦り切れるほど毎日のように聞いていました。観ることの叶わなかった星組ベルサイユのばらIIIでした。

さらに、おこずかいで初演の花組のLPレコード(懐かしいねぇ)を購入し、これまたしつこく聴いていました。

その頃、学校では、仲良しのグループごとに劇や歌などを披露し合う「お楽しみ会」というクラスの催し物がときどきありました。友だちと劇をやることになった私は「プロローグをやろう」と提案!というか、強制的に実行。

♪ごらんなさい、ごらんなさい♪と、劇の内容とはまったく関係のないベルばらプロローグの音楽を流し、無理やり友だちに踊らせたという、頭の中はベルばらのみという、小学校高学年生活を送っていました。

 

あ、なんだか前置きがかなり長くなってしまいましたわ。

というわけで、肝心のベルばら展の様子はまた次回ということで。ごめんあそばせ。

 

我が家の階段の壁に飾ってあるオスカル様

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