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バレエ「ジゼル」

先日、新国立劇場へ「ジゼル」を観に行って来ました。
バレエは過去に「くるみ割り人形」を一度観たことがあるだけで、私にとってはあまり馴染みのないものです。

舞台芸術に関する科目を放送大学で今期取っていて、オペラ・バレエや日本の古典、能や歌舞伎、人形浄瑠璃などの歴史的成り立ちや、その舞台が表していることなどを勉強したので、むくむくと興味がわいてきて、ついチケットを取ってしまいました。

「ジゼル」は、ロマンティック・バレエの代表作で、1841年に上演された記録があるそうです。
ロマンティックというのは、現代でいうロマンティックなものという意味ではなく、ヨーロッパ・ロマン主義時代のバレエという意味です。

≪第一部≫
ジゼルという美しい村娘が、アルベルトという青年と恋に落ちる。もう一人ハンスという青年もジゼルに恋をしている。
ハンスはあるとき、アルベルトが実は貴族で、村の青年になりすましていることを突き止める。
あるとき、侯爵の一行が村を訪れる。ハンスはジゼルに、アルベルトは貴族だということを告げる。
ジゼルは信じない。侯爵の一行のなかにいた姫が、村人姿のアルベルトを見て驚く。
アルベルトは姫の婚約者だったのだ。
すべてを悟ったジゼルは、悲しみのあまり錯乱して、ついに息絶えてしまう。
≪第二部≫
森の中、ジゼルの墓。
夜の森の中は、ウィリと呼ばれる亡霊たちが踊っている。
嫁入り前に命を落とした乙女たちは、ウィリとなる。
ウィリたちは、若い男性を捕え踊り狂わせる。
森の中にやってきたハンスは、ウィリたちに踊りに引き込まれ、ついには沼に突き落とされる。
次にやってきたのが、アルベルト。ウィリたちは、アルベルトを踊りに引き込む。
死ぬまで踊らされるのだが、ジゼルがアルベルトと一緒に踊り、力尽きそうになるアルベルトを励まし彼の分まで踊る。
ついにアルベルトの疲労が限界に近づいたとき、教会の鐘がなり、朝が訪れる。
ウィリたちは、それぞれ墓に帰っていき、ジゼルもまた愛するアルベルトを守りとおした思いを胸に、墓の中へと姿を消してゆく。

ストーリーとしては単純で、場面転換もありません。
ミュージカルを見慣れている私としては、ちょっと単調に思えましたが、やはり鍛え抜かれた肉体の動きの美しさに驚きました。
第一部のジゼルが錯乱するシーン。
第二部のウィリたちの動き。
同じく第二部のアルベルトがジゼルを抱き上げて踊る、ジゼルの体重を感じさせない動き。
バレエ初心者なので、なんて表現していいのか分かりませんが、150年以上も前から上演されている名作というのも納得できます。

また、違うものも観てみたいです。
が、バレエ・オペラはチケット代が高いものが多い!です。
来月は、歌舞伎、行きます。